マネジメントスキルや資格があると有利

一般的に転職は年齢が早い方が良いと言われていますが、IT業界は必ずしもこのセオリーには当てはまるわけではありません。ハードやソフトに関する実働を行う業務の場合は、そうした実働におけるスキルと経験の蓄積が必要になってくるため、多分に漏れず早く転職する方が良いと言えます。

しかし、事業全体の管理や運営を行うマネジメントに関する技能は現場でITの習得することが難しいため、他の職場でスキルを身につけておくのが望ましいと考えられています。即ち、マネジメントスキルを身につけていれば、40代で転職することも容易なのです。さらにマネジメントスキルをより磨くことができれば、IT業務において最上流とも言える設計に関する仕事にキャリアアップすることもできます。
そのためにも、転職した後、余った時間や休日などにマネジメントスキルを磨く勉強をするようにしたい所です。可能であれば、CCNAの上位であるCCNPやCCIPといった資格の獲得を目指したり、応用情報技術者試験などを受けておくようにしましょう。
IT業界においてはこうした資格はダイレクトに年収に反映されてくるため、勉強の成果を視覚的につかむことができます。より明確な成果を求めたいような方にとっても、ITに関する仕事は大変魅力があると言えます。
なかなか一朝一夕ではいかない面もありますが、上手く時間を有効活用して勉強を行いつつ、着実に自分自身がステージアップしていく様を楽しみましょう。